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トコトリエノールの成分と種類について

トコトリエノールの有効成分は?

トコトリエノールは、植物性油脂の成分であり、特にパームオイルに豊富に含まれている他、米や麦類、ココナッツの油脂成分にも存在しています。

ただし、次のようなよく使用される植物オイルには、トコトリエノールはほとんど含まれていません。

■大豆
■ピーナッツ
■オリーブオイル
■キャノーラオイル...など

トコトリエノールの種類

トコトリエノールには、α、β、γ、σの4種類があり、脂溶性ビタミンとしての性質をもっています。

関連トピック
トコトリエノールのコレステロール低下作用について

トコトリエノールによるコレステロール低下作用については、動物実験やヒトを対象にした研究において示されてきました。

1995年に米国から報告された研究では、1日あたり200〜220rのトコトリエノールを4週間投与した結果、総コレステロール値が10〜13%減少し、HDL(善玉)コレステロール値が上昇したということです。

血栓形成の予防効果について

トコトリエノールには、血栓形成を予防する効果も認められています。

この作用は、トコトリエノールによりトロンボキサンBの合成や血小板第4因子の働きが抑制されるためです。


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