トコトリエノールの効果とその根拠

トコトリエノールの効果とその根拠について

トコトリエノールのコレステロール低下作用について

トコトリエノールによるコレステロール低下作用については、動物実験やヒトを対象にした研究において示されてきました。

1995年に米国から報告された研究では、1日あたり200～220㎎のトコトリエノールを4週間投与した結果、総コレステロール値が10～13％減少し、ＨＤＬ（善玉）コレステロール値が上昇したということです。

血栓形成の予防効果について

トコトリエノールには、血栓形成を予防する効果も認められています。

この作用は、トコトリエノールによりトロンボキサンＢの合成や血小板第4因子の働きが抑制されるためです。

▼関連トピック

トコトリエノールの動脈硬化抑制作用について

トコトリエノールによる動脈硬化の抑制作用は、次のような複数の働きの組み合わせによると考えられています。

■ＬＤＬ（悪玉）コレステロールの酸化防止
■ＨＭＧ-ＣｏＡ還元酵素の抑制によるコレステロール低下
■血小板凝集抑制作用

さらに、トコトリエノールが血中リポタンパク質を低下させることも報告されており、これも動脈硬化の抑制に働きます。

ヒトの研究について

ヒトを対象にした研究では、トコトリエノールにより内頸動脈の動脈硬化病変が退縮したという報告があります。

□シトラス・アランチウムの注意点
□トコトリエノールは生活習慣病を予防
□トコトリエノールの効果とその根拠
□トコトリエノールの抗ガン作用
□トコトリエノールの摂取方法

□トコトリエノールの特徴と効能
□トコトリエノールの成分と種類
□トコトリエノールの動脈硬化・ガン細胞増殖抑制
□トコトリエノールの抗酸化作用
□トコトリエノールの注意点

□大豆イソフラボン

□田七人参

□ナットウキナーゼ

□有料老人ホームのクーリング・オフ制度