アラビノキシランに関するデータについて
アラビノキシランが免疫力を高めるメカニズムとして、NK(ナチュラル・キラー)細胞の活性を亢進し、インターフェロンγやTNFα(腫瘍壊死因子α)の産生を増加させるというデータが示されています。
具体的には、ラットにアラビノキシランを2週間経口で投与したところ、用量に依存してNK細胞活性が亢進したということです。
また、ヒトの末梢血リンパ球をアラビノキシランで処理すると、インターフェロンγとTNFαの産生が促進されたそうです。
さらに、糖尿病モデル動物に投与した実験では、中性脂肪や総コレステロール値の改善が認められたといいます。
なお、別の実験では、糖尿病モデル実験ラットの耐糖能がアラビノキシランにより改善したというデータもあります。
ちなみに、2001年に九州大学から報告された基礎研究によると、致死性敗血症モデル動物において、アラビノキシランが生存率を改善したということです。
そのほか、アラビノキシランの抗酸化作用、抗HIVウイルス作用なども示されています。 |