代替医療とはどのようなものですか?
代替医療というのは、「補完医療」とか「相補医療」とも呼びますが、公式の医療・医学の制度に含まれない医療行為のことをいいます。
また、最近では、医療に代替医療を取り込んだ統合医療という概念も広まっています。
一般には、医療的な行為のうち、臨床的実証を得ないものが代替医療と呼ばれるのですが、そもそも代替医療という概念が米国から発信されていることから、米国に既存の西洋医学の枠組みに入っていないものが、代替医療と呼ばれます。
ちなみに、漢方や鍼灸のように、日本では保険医療の対象になっているものが代替医療に含まれるのはこのためです。
NCCAMについて
1988年、米国政府は代替医療の分野の研究を推進・サポートし、その情報を広く一般に伝えることを目的として、NCCAM(代替医療センター)を米国立衛生研究所(NIH)内に設置しています。
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